低位舌って知ってますか?
低位舌とは舌が正常な位置より下がっている状態を低位舌といい、舌の側面にギザギザの歯の跡などが見られるのが特徴です。
低位舌になると、舌が下り気道を圧迫し呼吸がしずらくなります。 呼吸がしずらくなると、鼻呼吸では苦しいので口呼吸になりやすくなり、 口の中が乾くドライマウスになりやすくなります。また、 唾液が減ることで口臭の原因になる他、虫歯、歯周病を引き起こす原因にもなります。唾液は菌やウィルスなどの外敵から身を守る重要な免疫システムであるため、 抵抗力が弱まり感染症にもかかりやすくなります。また、気道の圧迫により、睡眠中のいびきや 睡眠時無呼吸症候群を引き起こす原因にもなり、 活舌の悪さにも繋がる場合もあります。このように低位舌を放置し続けるとさまざまな病気のリスクを引き起こすのです。
でも、そもそも舌の正しい位置ってどこなのでしょうか?
唾をゴックンと飲んだ時、舌が上顎に当たると思いますが、安静時(何もしていない、意識していない時)も同じように上顎にしっかり舌がついている状態が正しい位置なのです。
低位舌を改善するには舌トレーニングなどをして舌の筋力を強化し、舌を正しいポジションに置けるようにすることが大切です。
むせることがことが多い、鼻より口で呼吸している、また、最近話しにくくなったり、滑舌が悪い、など気づくことがありましたら、一度、歯科医院にご相談してみてください。
2023年3月23日 (木)
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