舌トレーニングで、舌の力、舌の筋肉をつけ、「低位舌」（前回のお知らせで解説）の改善や誤嚥リスクを軽減しましょう。歯ブラシの前後や隙間時間に舌トレーニングを取り入れてみてください。

１．深呼吸（３～５回）

_______身体全身を使いゆっくり大きな深呼吸をする。

２．首の体操（３～５回）

_______首をゆっくりと右に傾け、このまま数秒間キープする。首を中央に戻して次は左側も行う。

_______ゆっくりと右を向く（向けるところまで横を向く）。首を中央に戻して次は左側も行う。

_______右周り、左周りと首を大きくゆっくり回す。

３．舌の体操（３～５回）

_______「べ」で舌を思いきり出し、下にのばし数秒間キープする。舌そのものが鍛えられます。

_______舌を上顎に「ぐー」と数秒間押しつける。

_______舌を円を描くように回す。（右回転、左回転と両方する）

４.お口の体操（３～５回）

_______「い」で口を横に大きく開く。口回りの筋肉から首の筋肉を強化できます。

_______「う」で口を強く前に突き出す。口を閉じるのに大切な口輪筋が鍛えられます。

_______頬を膨らませ数秒間キープする。

_______口を大きく開けながら「ぱ・た・か・ら」と発声する。