親知らず
親知らずは一般的に10代後半から20代にかけて生えてくる一番奥に生える歯(正中から数えて8番目の歯)のことを言いますが、親知らずが真っすぐ生えている人は2~3割程度で、残りの7割以上の人は親知らずが斜めに生えたり埋伏したりしています。そのため、お親知らずはどうしたらいいのか、抜いた方がいいのかご相談を受けることが多くあります。まず、今回は親知らずを保存、残すメリットについてご説明させていただきます。
・ブリッジの土台にできる可能性:もし、親知らずの手前の歯を失ってしまった場合、親知らずをブリッジの土台として利用できる可能性があります。
・入れ歯のばねをかけることができる:部分入れ歯を作る場合、親知らずにばねをかけることで、入れ歯が安定しやすくなります。
・移植の可能性:条件が合えば、他の歯を失った際、親知らずを移植できる場合があります。
・将来的な治療の選択肢:歯科医療は日々進歩しており、将来、親知らずを活用できる新しい治療法が登場する可能性も考えられます。
親知らずは歯の生え方にかなりの個人差が有ります。ご自身の親知らずの状態や将来的に最適な治療を知りたい方はいつでもご相談にいらしてください。
2025年1月21日 (火)
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